冬にバイクに乗って出掛ける方にとって、防寒用コートは必須アイテムとなります。
ただし防寒性を優先するバイクウェアですと、デザイン性があまり高くないウェア(個人的主観となりますが)が多く、機能性を取るかデザイン性を取るかバイカーの悩みだと思います。
東京で言うと渋谷や新宿や銀座などの繁華街までバイクで行って、そのままデザイン性があまり高くないバイクウェアで街中を歩くのは多少躊躇すると思います。
そこで今回は防寒性もあり、街中でもオシャレに着こなせるUNIQLO +Jのジャケットを紹介します。
通常のジャケットとしての観点は勿論、実際にバイクに乗る時に着た所感も含めたバイカー観点でお伝えします。
ユニクロのデザインセンスを一気高めたと言われるUNIQLO +Jとは
まずUNIQLO +Jとは世界的デザイナーであるジルサンダーとUNIQLOがコラボレーションするアイテムをリリースするシリーズとなります。
ジルサンダーはドイツ出身のデザイナーで
2009年から2011年までUNIQLOとコラボレーションしたUNIQLO +Jはそれまでのユニクロのデザインセンスを一気高めたシリーズとなり、大人気ラインになりました。
今回約9年振りにリリースされたUNIQLO +Jはリリース前から話題になり、発売直後は多くの人がショップに押し寄せパニックになったショップもあったりと、それだけ多くの人が心待ちにしていたシリーズになります。
実用性とモダンなデザインが共存するハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ
まず1着目は『UNIQLO +J ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ』です
全体的にマットで少しスミクロに近いブラックのカラーリングでサイズ感はオーバーサイズで作られていて、裏地は光沢のある生地を使用しているので非常に肌触りが良いです。
通常のバイクウェアは風が入ってこないようにタイトな作りになっていますが、このアウターはオーバーサイズながらも風が入りづらいデザインになっています。
640フィルパワー以上のダウンを使用しているにも関わらずゴワゴワせず着心地も良く、高密度な合成繊維を使用しているので撥水性もあります。
袖口がマジックテープで大きさを調節可能で、裾部分も調整可能なのでしっかり締める事で走行時に入ってくる風が抑えられます。
フロントのジップも風が入りづらい構造になっており、またジップのボタンはバイクのタンクに直接当たらない仕様になっているので、ボタンが擦れてタンクを傷付ける事もありません。
フロントポケットは三層構造になっており、1番大きい部分は裏がフリース素材になっているのでバイクから降りた際にポケットの保温性が高く、別ポケットにはジップも付いているのでバイク走行時に財布や携帯をポケットから落とす心配も少ないです。
唯一のデメリットとしてはフードが取り外せないのでヘルメットによっては首の後ろ部分にもたつきを感じるかもしれないです。
(自分はSHOEI GT-AIRⅡを使用していますが首の後ろ部分にもたつきは感じません)
このアウターは昼間は勿論、夜にバイク運転時に使用しても暖かく運転出来ます。
ミリタリーとストリートが組み合わさったダウンオーバーサイズリブブルゾン
続いては『UNIQLO +J ダウンオーバーサイズリブブルゾン』です。
こちらはミリタリーとストリートが組み合わさったデザインで、表面は真っ黒に近い光沢のあるマットな生地で裏面は先ほど紹介したアウターと同じ生地感になります。
外側のポケットはボタンで止めるタイプなのでジップ程の閉じる能力はないですが、ポケット自体が深いので財布や携帯をこのポケットに入れても問題なく走れています。
袖口や裾口はリブになっておりので多少風であれば寒さを感じる事はないです。
フィルパワーや撥水性や先ほど紹介した『UNIQLO +J ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ』と同じ仕様になり、防寒性や撥水性は
首元はスッキリしているのでヘルメットの邪魔になる心配もありません。
このアウターは基本的に昼間の運転用に使用しており、裾丈もそこまで長くないのでバイク乗った時に裾口がごわつく事もありません。
まとめ
今回ご紹介したアイテムは自分がバイクに街乗りで1時間程度乗る場合に使用している街乗り用アウターとなり、冬にツーリングや山沿いや海沿いを走る場合にはバイク専用ウェアをオススメします。
また今回紹介したアウターはバイク用ウェアとして作られていないのでインナーにはヒートテックなどの防寒用インナーの使用、プロテクターが必要な方はプロテクターの着用をオススメします。
UNIQLO +Jは2020年12月時点でネットでの販売は売り切れになっている事が多いので実店舗での購入をオススメします。